沖縄・プリズム 1872-2008
2008年11月01日
伊志嶺隆 《「光と影の島」より 西表島・白浜》 1986年 個人蔵
東京都国立近代美術館で10/31〜12/21まで「沖縄・プリズム 1872-2008」展が開催されます。山城知佳子さんの作品も出品されています。アーサ女は、私が撮影した作品です。先日沖縄県立美術館で「しまくとぅば」展があり、儀間朝龍さんの作品で「ARE YOU OKINAWAN?」という問いかけに「I AM OKINAWAN」「I AM NOT OKINAWAN」というTシャツを選んで着るという作品がありましたが、http://blog.goo.ne.jp/gimabox/e/29e2860172a66398e981338ad60c5fc7どっちかっていうと「ARE YOU JAPANEASE?」という問いかけのほうが私はしっくりくる気がする。もちろん今は日本人なんだろうけど、沖縄人だという意識の方がとても大きい。いったいいつから日本人になったのだろう。薩摩の侵略や、大戦で失ったものとは?大切な何かがカケた喪失感を抱きながら、今、沖縄の人は生きていると思う。失ったものは何だったんだろうか?現代はもう失ったものが何かさえも見えなくなっている。この展示会にはそのヒントを見つけるピースがありそうだ。私は最終日に、大阪から飛んで観に行きます。
東京都国立近代美術館「沖縄・プリズム 1872-2008」
http://www.momat.go.jp/Honkan/Okinawa_Prismed/index.html
山城知佳子 《アーサ女》2008年 個人蔵
Posted by 首里フジコ at 13:11│Comments(0)
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